パッシブデザインとは?省エネで快適な住まいづくりの秘訣

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最近よく耳にするパッシブデザイン。言葉は聞いたことがあるけれど、どのようなデザインなのか分からない方も少なくありません。地球環境にも優しいといわれるパッシブデザインは、家のランニングコストも下げてくれます。

しかし、どのように取り入れていくべきか、メリット・デメリットはあるのかという点も知ってから家に取り入れるか決めたいという方も多いはず。

そこで今回は、パッシブデザインのメリット・デメリットや施工事例を紹介します。パッシブデザインの家を建てようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

パッシブデザインとは?

パッシブデザインとは、太陽の光や熱・風などの自然の力を利用して、快適かつ省エネルギーな住まいを実現する設計方法です。夏は強い日差しを遮り風通しをよくし、夜の冷気を効果的に取り入れ、冬は日差しを室内に取り入れ蓄えたり、冷たい季節風を遮る、などの方法があります。

照明や冷暖房など家に住んでからのランニングコストを抑えたい方や、環境にやさしい家づくりを希望する方には、特にパッシブデザインの住宅はおすすめです。

パッシブデザインの施工事例

まずは、パッシブデザインを取り入れた家の施工事例を紹介していきます。

それぞれ異なるパッシブデザインになっているため、どのようなものがあるかチェックしてみてください。

2階LDK・30畳オーバーの住まい

立地条件・風向・地域の気象条件などを設計に組み入れたパッシブデザインの住宅です。自然エネルギーを活用し、心地よく暮らすために2階のLDKには、バルコニーとつながる掃出し窓や吹き抜けの高窓を配置しました。

和室に使われている琉球調畳の下にも、蓄熱式温水床暖房が設置されています。

使いやすさにこだわったパッシブデザインの家

出典元:MiRaie
出典元:MiRaie
出典元:MiRaie

斜めに走る屋根と袖壁が印象的な、やさしいグレーの外観の平屋住宅です。あえて西窓を設けないことで、日差しを制御する必要なく、デザインもすっきりとしています。

コの字型のダイニングキッチンを中心に、家事のしやすさにもこだわりました。パッシブデザインを取り入れつつも、快適さや使いやすさにこだわった住まいです。

パッシブデザインの発想を生かした家

白を基調とし、木調ルーバーとドアをアクセントにしたシャープな外観の住宅です。自然光をうまく取り入れた採光と、ひろがりが感じられる空間が特徴的です。

室内をホワイトの壁にすることで、明るく開放感のある空間を作りました。家事効率が考えられた生活動線や、適所に設けられた収納など、生活のしやすさにもこだわりました。

薪ストーブを取り入れたパッシブデザインの家

薪ストーブを取り入れ、その上を吹き抜けにしたことで家の中全体が暖まるパッシブデザインの家です。吹抜部分には高窓を設置しているため、太陽の光が降り注ぎます。

シーリングファンを採用し、暖かい空気を下へ送り、暑い空気を窓から排出する流れを作りました。

木がふんだんに使われた北欧スタイルの家

木をふんだんに使い、木の香りが漂う北欧スタイルの住宅です。勾配天井・吹抜・トップライトなどを採用し、効果的に空間をレイアウトすることで、光と風が感じられる開放感を演出しました。

気密・断熱・遮熱性と開放的な空間という相反する発想を共存させることで、快適な住まい空間になっています。

パッシブデザインのメリット・デメリット

ここからは、パッシブデザインのメリット・デメリットを紹介していきます。それぞれを見て、自分たちの家にパッシブデザインを取り入れるか検討してみてください。

メリット

パッシブデザインの一番のメリットは、省エネ性が高いことです。太陽の日差しや熱、風などの自然エネルギーを利用するため、冷暖房の使用量が減り光熱費を抑えられます。そのため省エネ性が高くなります。

また、自然の力を活用し室内をちょうどいい温度と湿度に保てるため、快適性も高いのが特徴です。リビングと浴室の温度差で引き起こす可能性のある、ヒートショック現象なども起きにくくなり、健康面も保たれます。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは、初期費用の高さです。パッシブデザインを取り入れるには、高気密・高断熱の建物にしなくてはいけないため、初期費用が高くなる可能性があります。目安としては、相場より15%〜20%程度のコストアップを想定しておきましょう。

また、パッシブデザインの設計や施工には専門的な知識や技術が必要であり、設計施工できる会社が限られる点もデメリットのひとつです。設計を間違えると、カビによるシックハウス症候群などを引き起こす可能性もあるため、慎重に依頼する会社を選びましょう。

パッシブデザインを取り入れる方法

パッシブデザインを取り入れる方法にはいくつかあります。

  • 日射しを室内に取り入れ室温を上昇させる(冬)
  • 日差しを遮って室温の上昇を抑える(夏)
  • 自然風を取り入れ通り道を作る
  • 太陽の日差しを取り入れて照明に頼らない
  • 高気密・高断熱化

太陽の日差しは、冬には貴重な暖房になります。日差しをうまく家に取り入れることで、エアコンの使用を減らすことが可能です。反対に夏には、軒やひさしを採用し日差しを遮ることで、室温の上昇を抑え過ごしやすくなります。

また、風の通り道を考えた間取りにしておくと、春や秋は自然風のみでも快適に過ごすことが可能です。エアコンの風が苦手という方に最適です。

太陽の日差しは、高窓や吹き抜けから取り込むのがおすすめです。室内の壁を透明や半透明のガラスにする方法などもあります。

パッシブデザインで最も重要なのが、高気密・高断熱化です。高気密・高断熱化を実現できると家のどこにいても快適な温度で過ごせるでしょう。

会社選びの際には比較をしよう

パッシブデザインの家をつくるには、専門的な知識や技術が必要です。そのため、依頼する会社は慎重に選ぶようにしましょう。自分の思い描くパッシブデザインになるのか、高気密・高断熱の家が建てられるのかを、いくつかの会社を比較した上で判断するのがおすすめです。

依頼先を絞るには、施工事例を見たり、完成見学会に参加するなどの方法があります。家を建てたあとで後悔しないためにも、3社以上は比較しておくのがおすすめです。

パッシブデザインの家を建てるならジューテックホームがおすすめ

出典元:ジューテックホーム
スクロールできます
項目詳細
会社名ジューテックホーム株式会社
住所神奈川県横浜市都筑区新栄町4-1
創業年数2010年4月
対応エリア関東エリア
公式サイトhttps://www.jutec-home.jp/

ここまで、パッシブデザインについて紹介してきました。パッシブデザインの家を建てるのにおすすめの会社はジューテックホームです。

ジューテックホームは、2×6工法が標準仕様になっていて断熱性・耐震性・遮音性・気密性などに優れた注文住宅づくりをおこなっています。「ずっとここに居たくなる心地よい住まいづくり」を目指し、住む人の視点に立ったプランニングやアドバイスをおこなう工務店です。

機能性だけではなくデザイン性にも優れていると人気があります。興味のある方は気軽に問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は、パッシブデザインを取り入れた家の施工事例やメリット・デメリットについて解説しました。パッシブデザインは、自然の力を取り入れた地球にも財布にも優しいデザインを指しています。

ぜひ、この記事で紹介した施工事例などを参考に、パッシブデザインを取り入れてみてください。また、専門的な知識や技術が必要なパッシブデザインは、会社選びがとても大切です。少なくても3社以上は比較するようにし、その上で依頼する会社を決めるようにしてください。

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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