ツーバイシックス工法とは?特徴・メリット・デメリットを徹底解説

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注文住宅の建て方にもいろいろな工法があります。その中でも近年、多くの家で採用されているのが、ツーバイシックス工法(2×6)の家です。

高い耐震性や気密性・断熱性を誇る工法であるツーバイシックス工法ですが、間取りの自由度が低いなどのデメリットも存在します。デメリットを知らないままツーバイシックス工法の家を建てると、思ったのと違うと感じてしまうこともあります。そうならないためにも、工法について事前に知っておくのがおすすめです。

そこで今回は、ツーバイシックス工法の特徴や、メリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。あわせて、ツーバイシックス工法の家を建てるのにおすすめの会社も紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ツーバイシックス工法とは?

ツーバイシックス工法とは、ツーバイシックス(2×6)材という、幅6インチ×高さ12インチの木材を家の柱や壁などの構造材として使う工法を指しています。ツーバイシックス材は、アメリカで一般的に使用される木材の規格です。

ツーバイフォー(2×4)工法と比べると壁の厚みが1.5倍にもなるため、耐震性・断熱性・気密性が高いことが特徴です。

ツーバイシックス工法のメリット

ツーバイシックス工法には、多くのメリットがあります。

4つに分けて紹介していくため、参考にしてみてください。

耐震性が高く地震に強い

ツーバイシックス工法の一番の特徴ともいえるのが、耐震性の高さです。ツーバイフォー工法も高い耐震性を誇りますが、ツーバイシックス工法はツーバイフォー工法よりも大きな製材を使用しています。

そのため、地震や台風など外からの圧力に強い特徴を持っています。実際に「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)時に震度6弱以上の地域全域で供給された住宅について被害程度のアンケート調査」では、津波による被害を除くと、当面補修をしなくても居住に支障のない住宅は98%を占めていたそうです。

そのため、耐震性の高い家づくりをしたいと考える方には特におすすめです。

夏も冬も快適に過ごせる

ツーバイシックス工法で作った壁は140mmととても厚く、ツーバイフォー工法の1.5倍となっています。壁は厚みがあるほど断熱材をしっかりと敷き詰められるため、断熱性が高くなります。

また、木造枠組み壁工法でシンプルなつくりのため、隙間なく断熱材を施工することが可能です。それにより、夏も冬も快適に過ごせる高い断熱性を実現しています。

結露やカビのリスクが低い

ツーバイシックス工法は、上記で述べた通りとても厚い壁になっています。そのため、気密性が高いのも特徴です。気密性が高い住宅は隙間が少ないため、外気が入りにくく、結露やカビのリスクが低くなります。

また、気密性の高さにより冷暖房の効率がアップするのもメリットです。省エネ・冷暖房費節約・ヒートショック予防などを気にかける方には、ツーバイシックス工法はおすすめの工法といえます。

リフォームしやすい

ツーバイシックス工法は、リフォームがしやすいのも特徴です。とはいえ、在来工法のように骨組みだけを残して、他のすべてを作り変えるようなリフォームはできません。

しかし、構造上のルールがはっきりとしているツーバイシックス工法は、リフォームプランが立てやすいです。

子ども部屋を広く作っておいて、成長に合わせて2つの個室に分けるといった人気のリフォームであれば、設計段階で構造に影響が出ないようにしておくことも可能です。

ツーバイシックス工法のデメリット

次にツーバイシックス工法のデメリットを紹介していきます。

メリット・デメリットを総合的に見て判断し、取り入れるかどうかを考えていきましょう。

間取りの自由度が低い

ツーバイシックス工法は、在来工法と比べると間取りの自由度が低いといわれています。構造が六面体を組み合わせていく方法のため、間取りに制約が出てしまうことが理由です。

そのため、大きな開口部や複雑な間取りの実現には工夫が必要になります。特に大きな開口部は開放感がある一方で、熱損失も大きくなってしまうデメリットがあります。

ツーバイシックス工法の家は、大きな窓よりも断熱性を優先させたい方に向いています。

建築コストが高い

ツーバイシックス工法は、在来工法やツーバイフォー工法と比べると建築コストが高いのもデメリットです。暖房や冷房などの長期的なランニングコストを抑えられるメリットもありますが、使用する木材と断熱材の量が多く、建物コストは大きくなってしまいます。

ツーバイシックス工法の家を建てるかどうかは、建設コストと暖房費削減を考えたうえで総合的に判断するのがおすすめです。

ツーバイシックス工法の家を建てるならジューテックホームがおすすめ

出典元:ジューテックホーム
スクロールできます
項目詳細
会社名ジューテックホーム株式会社
住所神奈川県横浜市都筑区新栄町4-1
創業年数2010年4月
対応エリア関東エリア
公式サイトhttps://www.jutec-home.jp/

ジューテックホームでは、ツーバイシックス工法(2×6工法)を標準仕様とした注文住宅づくりをおこなっています。ここでは2つの施工事例を紹介します。

  • 動線を意識して快適な生活ができる家
  • 明るい開放感が心地よい家

機能性はもちろんですが、デザイン性にも優れているので参考にしてみてください。

動線を意識して快適な生活ができる家

キッチンからパントリー、トイレ、手洗い、シューズクロークとまっすぐにつながった動線がある住みやすい家です。玄関から帰ってきたら、靴を脱いですぐに手洗いができるスペースも設けています。

子供の成長などに合わせて将来2つの部屋に仕切ることを考え、洋室には2つのハイドアを設置しました。

明るい開放感が心地よい家

ツーバイシックス工法で、高耐震性・高気密・高断熱・高遮熱などの優れた機能性を実現。自然光をうまく取り入れた採光と、ひろがりを感じる空間に仕上がりました。

冷暖房に優れた構造になっているため、季節を問わず心地よく過ごせます。室内はホワイトの壁と落ち着いた木のフローリングで統一されていて、さらに明るい開放感を演出しています。

まとめ

今回は、ツーバイシックス工法について解説しました。ツーバイシックス工法にもメリット・デメリットは存在します。ぜひ、この記事で紹介したポイントを踏まえてマイホームに取り入れるかどうか選んでみてください。

また、理想のツーバイシックスの家を建てるには会社選びがとても大切です。少なくても3社以上は比較するようにし、それから依頼する会社を決めるようにしてください。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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