横浜市・近郊で注文住宅を検討するときに不安になりやすいのが、「結局いくらかかる?」「土地が高いって聞くけど、何にどれだけ配分すればいい?」という点です。
横浜は土地価格の振れ幅が大きく、さらに坂・傾斜・擁壁・地盤などの条件次第で追加費用が出て、総額が想定より膨らむこともあります。ここでは、総額の出し方、土地相場の見方、坪単価の比較・注意点、諸費用、2026年の補助金支援政策まで、資金計画に直結する順でまとめます。
総額の内訳

横浜市で注文住宅の「総額」を決める主役は、建物よりも土地になりやすいです。まずは総額の上限を決め、土地・建物・諸費用の配分ルールを作るのが近道と言えるでしょう。外構や照明・カーテンなど後から増えがちな費用まで最初から入れておくと、予算オーバーの確率がグッと下がります。
横浜で注文住宅を建てる総額目安(建物+土地+諸費用)
総額は「土地があるか/土地から買うか」で見方が変わります。
土地をすでに持っている場合(建物中心)
- 建物(本体+付帯)+諸費用で、3,000万〜4,500万円前後が検討レンジになりやすい(延床・性能・設備・外構で上下)
土地から購入する場合(総額が大きく振れる)
- 総額=土地+建物+諸費用(+外構等)
- 土地単価と土地条件で変動し、5,000万円台〜7,000万円台(条件次第でそれ以上)まで幅が出やすい
内訳の考え方(建物費・土地代・諸費用をどう分ける?)
まずは式を固定するとブレません。
総額=土地代+建物費(本体+付帯)+諸費用+外構・家具家電など
配分の目安(土地から購入)
- 土地:総額の45〜60%
- 建物:総額の35〜50%
- 諸費用:総額の5〜10%
- 外構:別枠で100〜300万円台になりやすい
注意したいのは「土地の追加費用」です。造成・擁壁補修・地盤改良が入ると、土地代が安く見えてもトータルが逆転することがあります。
予算の組み方(総額→配分→予備費/不足しがちな項目も)
失敗しにくい順番はこれです。
- 毎月の返済上限から総額上限を決める
- 土地・建物・諸費用の配分ルールを決める(例:土地55%/建物40%/諸費用5%)
- 予備費を別枠で確保(目安:総額の3〜5%)
- 不足しがちな項目を先に入れる(外構、照明・カーテン、引っ越し、家具家電、地盤改良の可能性)
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土地代の目安(横浜の傾向)

横浜市の注文住宅は「土地で総額が決まる」ケースが多いです。区名だけで判断せず、駅距離・面積・地形・用途地域まで含めて相場を見ないと、予算計画がズレやすくなります。特に横浜は起伏のある土地も多く、傾斜・擁壁・地盤などで“見えないコスト”が出る点が重要です。
横浜の土地相場の見方(区×駅距離×面積で振れ幅)
相場を掴むときは、公式の基準データで「水準」を押さえてから、希望エリアの条件で絞るのが安全です。
土地相場は「区×駅距離×面積」で同じ区内でもかなり変わります。まずは希望区の水準を押さえ、次に駅徒歩・坂の有無・前面道路・形状までセットで比較すると、現実的な土地探しになります。
横浜市「地価のあらまし(地価公示・県地価調査)」で区別・用途別の平均や推移を確認できます
出典:横浜市(地価のあらまし)
エリア別の傾向(都筑区/青葉区/神奈川区/西区)
都筑区
- 買い物利便性と子育て環境で人気
- 駅近や条件の良い土地は価格が上がりやすい傾向
青葉区
- 落ち着いた住宅地と都心アクセスで根強い人気
- 面積が取りづらい場所もあり、良条件は競争になりがち
神奈川区
- 路線の選択肢が多く利便性が強み
- 駅距離だけでなく坂や高低差で“暮らしやすさ”が変わるので現地確認が重要
西区
- 横浜駅周辺の影響で高水準になりやすいエリア
- 土地が高い分、建物をコンパクトにして総額を合わせる判断が現実的になりやすい
土地コストが膨らみやすい条件(傾斜・擁壁/地盤改良/狭小・旗竿/規制)
横浜市で特に注意したいのは追加費用が出やすい条件です。
- 傾斜地/擁壁:造成・補修・新設で費用が出やすい
- 地盤改良:調査結果次第で数十万〜数百万円
- 狭小地/旗竿地:車両進入・搬入制約で施工費が上がる場合
- 防火地域/準防火地域など:仕様条件でコストに影響する場合
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坪単価

坪単価は比較の入り口として便利ですが、「含まれている範囲」が会社ごとに違うため、数字だけで判断するとズレやすい指標です。
横浜市で予算を崩さないコツは、坪単価ではなく“総額(本体+付帯+諸費用)”で揃えてから比較すること。最後に坪単価を確認するくらいがちょうどいいです。
坪単価の正しい見方(定義差で比較がズレる)
同じ坪単価でも、次が違うと比較になりません。
- 本体工事のみ/付帯工事(地盤・給排水・仮設など)込み
- 標準仕様の範囲(断熱、窓、設備、換気など)
- 外構、照明、カーテン、設計料が含まれるか
見積は「本体」「付帯」「諸費用」「外構(扱い)」を同じルールで揃えるのが前提です。
横浜のハウスメーカー/工務店 坪単価一覧(20選)
以下は目安となります。坪単価は延床・仕様・時期で変動するため、最終判断は必ず各社見積で確認してください。
| 会社名 | 下限(万円) | 上限(万円) |
| ジューテックホーム | 83.0 | 106 |
| ミサワホーム | 60.0 | 150 |
| 三井ホーム | 85.7万円(単一値) | |
| 住宅情報館 | 48.8 | 75.3 |
| セルコホーム | 48.0 | 110 |
| アイダ設計 | 34.8 | 65 |
| ユニバーサルホーム | 50.0 | 86 |
| 住総ハウジング | 52.8 | 66 |
| アキュラホーム(AQ Group) | 55.0 | 85 |
| 東栄住宅 | 54.0 | 60 |
| フォーライフ | 55.5 | 70 |
| ロビンスジャパン | 40.0 | 80 |
| 木下工務店 | 50.0 | 90 |
| ヤマダホームズ | 53.0 | 100 |
| つくみホームズ | 58.8 | 80.5 |
| 富士住建 | 49.1 | 59.6 |
| 桧家住宅 | 46.0 | 90 |
| 菊池建設 | 56.0 | 120 |
| 湘栄建設 | 57.5 | 65 |
| アクティブハウス | 59.0 | 66 |
坪単価を抑える設計・仕様のポイント(コストダウン導入)
コストダウンで効きやすいのは「形」と「面積」です。
効きやすい順
- 延床面積を1〜2坪減らす
- 総2階に寄せて凹凸を減らす(屋根・外壁・施工手間が減る)
- 水回りをまとめる(配管距離が短くなる)
- 窓の数とサイズを整理する(必要な採光・通風は確保)
また、新築住宅は2025年4月から省エネ基準適合が義務化されています。断熱・窓などは「やり直しが高い領域」になりやすいので、削りすぎには注意したいポイントです。
出典:国土交通省(家選びの基準変わります)
諸費用チェックリスト

「土地+建物」だけで予算を組むと、最後に足りなくなるのが諸費用です。
横浜市の注文住宅は、土地条件による追加工事も起きやすいので、諸費用は“ざっくり”ではなく、項目で見積もるほうが安全です。ここでは土地購入、建築、ローン・保険に分けて、抜けやすいものまで整理します。
土地から買う場合の諸費用(税金・手数料・その他)
税金
- 印紙税(売買契約書)
- 不動産取得税(軽減がある場合あり)
- 固定資産税・都市計画税(精算含む)
手数料
- 仲介手数料(不動産会社経由の場合)
- 登記費用(登録免許税+司法書士報酬)
その他(条件次第)
- 測量費、地目変更関連
- 古家解体費、残置物処分費
建築にかかる諸費用(付帯・外構・申請など抜けやすい所)
- 設計監理料(依頼形態による)
- 請負契約書の印紙税
- 上下水道加入金/引込工事(状況による)
- 建物登記(表示/保存)
- 地鎮祭・上棟式(任意)
別枠になりやすいもの
- 外構(駐車場、門柱、フェンス、庭)
- 照明・カーテン・エアコン
住宅ローン・保険(総額に効く費用と注意点)
- ローン事務手数料(定額型/定率型)
- 保証料(不要プランは金利上乗せのことも)
- 団信(特約で上乗せの場合あり)
- 火災保険・地震保険(補償と期間で差)
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2026年の補助金

2026年は、省エネ性能の高い新築・リフォームを後押しする支援施策が整理されています。ただし補助制度は、要件・補助額・申請時期・併用可否が年度で変わるため、「支援政策を押さえる→最新は公式で確認→対応できる事業者に相談」の順が安全です。
2026年差別化:使える「支援政策」の概要
国土交通省は、国交省・環境省・経産省の3省連携による「住宅省エネ2026キャンペーン」の実施を通じて、省エネ住宅の新築や省エネリフォーム等を支援するとしています。
出典:国土交通省(みらいエコ住宅2026事業について)
住宅省エネ2026キャンペーン/みらいエコ住宅2026事業
まず押さえる支援政策
- 住宅省エネ2026キャンペーン(3省連携)
- みらいエコ住宅2026事業(GX志向型住宅の新築/子育て世帯等向けの長期優良・ZEH水準の新築/省エネリフォーム等を支援、という整理)
いずれも最新情報は公式で確認が必須です。
出典:国土交通省(みらいエコ住宅2026事業について)
申請でつまずきやすい注意点(一般論)
- 登録事業者経由の申請が必要なケースがある
- 契約/着工/交付申請のタイミング要件がある場合がある
- 予算上限や件数上限で受付終了になる場合がある
2026年に押さえる省エネ基準(義務化後)と補助金の関係
新築住宅は2025年4月から省エネ基準適合が義務化され、今後も段階的に基準が変わることが示されています。
補助金を見据えるなら、「どの性能ライン(長期優良/ZEH水準など)で建てるか」を先に決め、その性能に強い会社に相談して申請条件まで一緒に整理するのが進めやすいです。
出典:国土交通省(家選びの基準変わります)
会社比較の進め方

横浜市の注文住宅は、土地条件の影響が大きいぶん「会社選び=総額の安定度」に直結します。比較のコツは、坪単価の上下よりも、見積の前提(含む・含まない)と標準仕様の範囲が明確かどうか。追加費用の可能性まで先に説明してくれる会社ほど、後から増額しにくい傾向があります。
比較の前に決める軸(予算・土地条件・性能/デザイン)
最低限、ここを先に揃えると比較がブレません。
- 総額上限と月々返済の上限
- 土地条件(希望区、駅距離、坂・擁壁の許容、ハザード)
- 優先順位(断熱・窓・換気、耐震、間取り、家事動線、デザイン)
同条件で見積を揃える(比較の型/含む・含まないを揃える)
見積比較は、次の型で揃えるのが基本です。
- 本体工事費
- 付帯工事費(地盤、給排水、仮設など)
- 諸費用(登記、ローン、保険など)
- 外構(含む/別途を統一)
標準仕様は、断熱・窓・換気・給湯・保証点検などを項目で並べて比較すると判断が早くなります。
コストダウンとCTA設計(会社選び→モデルハウス予約/資料請求へ)
総額を崩しにくいのは、「土地の追加費用(傾斜・擁壁・地盤)」を早い段階で織り込めるかどうかです。
ここが曖昧なまま進むと、契約後に増額しやすくなります。比較が進んだら、標準仕様の体感と見積前提の確認のために、見学か資料で情報を揃えるとスムーズです。
モデルハウス予約(見学で判断を早くする)
標準仕様の範囲(どこまでが標準で、何がオプションになりやすいか)を体感しながら、総額の内訳を整理したい場合は、モデルハウス見学が近道です。
資料請求(比較を進める材料を揃える)
忙しくて来場が難しい場合は、仕様・施工事例・家づくりの流れを資料で把握しておくと、見積比較がブレにくくなります。
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横浜の注文住宅会社を比較するポイント
横浜で注文住宅を建てるなら!おすすめ3社をご紹介
横浜で理想の注文住宅を建てたいと考えたとき、どの住宅メーカーに依頼するかは非常に重要なポイントです。
各社ごとに得意とするデザインや構法、提供するサービスに違いがあるため、自分たちのライフスタイルや価値観に合った住宅会社を選ぶことが、満足度の高い家づくりにつながります。
ここでは、横浜エリアで多くの実績を持ち、機能性・デザイン性・安心感のバランスに優れたおすすめの住宅会社を3社ご紹介します。
それぞれの特徴を比較しながら、理想の住まいづくりに役立ててください。
ジューテックホーム

横浜で注文住宅を検討しているなら、ジューテックホームがおすすめです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | ジューテックホーム株式会社 |
| 住所 | 〒224-0035 神奈川県横浜市都筑区新栄町4-1 |
| 電話番号 | 045-595-3222 |
| 公式HP | https://www.jutec-home.jp/ |
ジューテックホームは自由度と柔軟性の高い家づくりをモットーとしており、依頼者のライフスタイルに合わせた家づくりを得意としています。
土地探しから施工、アフターフォローまで一貫して行なっているため、費用を抑えた家づくりが可能です。住宅性能も優れており、高機能・高品質住宅を標準仕様としています。
横浜で費用を抑えた高性能住宅を建てたい際は、ジューテックホームに相談してみてください。
ジューテックホームについてもっと知りたい方は公式サイトは以下になります。
以下の記事ではジューテックホームの会社の特徴や評判、施工事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
ミサワホーム
ミサワホームは、世界で初めてゼロエネルギー住宅(ZEH)を開発した実績を持つ、大手住宅メーカーです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | ミサワホーム株式会社 |
| 住所 | 横浜北支店:神奈川県横浜市都筑区中川中央1-35-4 |
| 電話番号 | 0120-522-330 |
| 公式HP | https://www.misawa.co.jp/ |
木質パネル接着工法による高い耐震性と、省エネ性に優れた設計が特徴。
また、グッドデザイン賞を多数受賞しており、デザイン力にも定評があります。機能性だけでなく、美しい外観や間取りにこだわりたい方に最適な選択肢です。
以下の記事ではミサワホームの会社の特徴や評判、施工事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
三井ホーム
三井ホームは、大手三井不動産グループに属する住宅メーカーで、長期にわたる安心のサポート体制と品質の高さが魅力です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 三井ホーム株式会社 |
| 住所 | 神奈川支社 神奈川注文住宅営業部 営業グループ:〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルディング27F |
| 電話番号 | 045-226-2431 |
| 公式HP | https://www.mitsuihome.co.jp/ |
独自の『プレミアム・モノコック構法』により、優れた耐震性・断熱性・耐久性を実現。
加えて、60年にわたる長期点検・保証システムも整っており、将来にわたって安心して暮らせる住まいを求める方におすすめです。
以下の記事では三井ホームの会社の特徴や評判、施工事例などをさらに詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ

横浜で注文住宅を建てる費用は、建物だけでなく「土地の価格と条件」で総額が決まりやすい点が最大のポイントです。
土地ありの場合は、建物(本体+付帯)と諸費用で3,000万〜4,500万円前後が目安になりやすいでしょう。
一方で土地から購入する場合は、土地+建物+諸費用(+外構等)で5,000万〜7,000万円台まで幅が出やすく、条件次第ではさらに上振れもあり得ます。
資金計画は、
①月々返済から総額上限を決める
②土地・建物・諸費用の配分ルールを固定する
③予備費3〜5%を別枠で確保する
④外構、照明・カーテン、家具家電、引っ越し、地盤改良など
増えがちな項目を先に入れるという順番で組むのが安全と言えるでしょう。
土地探しでは区名だけで判断せず、駅距離・面積に加え、傾斜/擁壁、地盤改良、狭小・旗竿、前面道路、防火地域などの規制による追加費用が出ないかの見極めがカギを握ります。現地確認と事前ヒアリングを重ね、想定外のコストを潰しておくことが必要でしょう。
また坪単価は会社ごとに含まれる範囲が異なるため、数字の比較だけでは判断がぶれやすいです。見積は本体・付帯・諸費用・外構(含む/別途)を同条件で揃え、総額で比較するのが鉄則になります。
省エネ基準適合(2025年4月〜)や補助金要件も踏まえ、狙う性能ラインを先に決めてから、見学や資料で標準仕様と増額ポイントを早めに把握しておくと安心です。
最新の補助制度は公式情報で確認しつつ、複数社で見積を取り、条件を揃えて検討していきましょう。
モデルハウス予約/資料請求をして会社選びの参考にしましょう。
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