「二世帯住宅だと、お互いに気を使いすぎるのではないか」
「住んでから後悔しないポイントが知りたい」
二世帯住宅を建てようと考える方の中には、上記のように考えて不安になる方も多いかもしれません。
二世帯住宅はお互いの生活リズムが異なったり、家族形態の変化があったりと、間取りによっては後悔してしまう場合も少なくありません。そのため、しっかりと間取りを計画的に立てることが大切です。
そこでこの記事では、二世帯住宅を新築で建てる際の間取りや施工事例、それぞれのメリット・デメリット、おすすめのハウスメーカーを紹介していきます。二世帯住宅をお考えの方は、参考にしてみてください。
二世帯住宅の間取りとは?
二世帯住宅には、完全分離型・部分共有型・ 融合型の3種類の間取りがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、世帯ごとに合う間取りは異なってきます。
何を叶える二世帯住宅を作りたいのかを考えながら、間取りを考えていくようにしましょう。お互いが必要以上に気を遣わない間取り、プライベートは確保しつつも気軽に行き来できる間取り、適度なコミュニケーションが取れる間取りなど、暮らし方を考えると間取りが決めやすくなります。
新築の二世帯住宅の施工事例
まずは新築の二世帯住宅の施工事例を紹介していきます。
自分たちにはどの二世帯住宅が合うか考えながらご覧ください。
部分共用型を取り入れた二世帯住宅
3世代が暮らす北欧スウェーデンスタイルの二世帯住宅です。1階を親世帯、2階を子世帯とわけたため、防音・遮音対策を万全にしてあります。
季節物の家電などもしっかりとしまえるように、階段付き小屋裏収納をつくり大容量の収納ができるようになっています。
キッチン・玄関共有型の二世帯住宅
白い塗り壁と軒のない屋根が特徴のシンプルモダンな外観の二世帯住宅です。玄関・キッチン共有型の二世帯住宅になっています。
家族みんなが集まるメインリビングとは別に、2階に子世帯のリビングが作られています。部分共有のため、プライバシーと交流のバランスが取りやすい間取りです。
完全分離型の二世帯住宅
こちらの住まいは4世代が一緒に住む「完全分離型の二世帯住宅」です。お互いの家族がストレス無く快適に暮らすために、完全分離型を選んだそうです。
左右分離にしてあり、どちらの家からも中庭が見える間取りになっています。それぞれの世帯の希望のデザインを取り入れ、ストレスを感じにくい住まいが完成しました。
完全分離型二世帯住宅のメリット・デメリット
完全分離型二世帯住宅は、玄関・風呂・トイレ・台所・リビングなどが2世帯それぞれにある二世帯住宅です。共有部分がないため、プライバシーを確保してマイペースに暮らせるのが一番のメリットです。
水回りの設備や内装デザインなどを、それぞれの世帯の希望で決められるのも嬉しいポイントです。不動産取得税や住宅ローンなど、税制面でも優遇されます。
デメリットとしては、リビング・キッチン・風呂などの居住空間・設備が2つずつあるため、建設費用が高い点があげられます。またある程度の広さがないと完全分離型の二世帯住宅を建設するのは難しいといえるでしょう。
部分共有型二世帯住宅のメリット・デメリット
部分共有型二世帯住宅(一部共有型二世帯住宅)は、玄関やお風呂など、生活空間の一部分を共有している二世帯住宅です。どの部分を共有するかにもよりますが、LDKなどを分けるとプライバシーと交流のバランスが取りやすくなるのがメリットです。
普段は別々に食事をし、休日などは一緒に使って団らんを楽しむ、など程よい距離感が保てます。また、お風呂・キッチン・玄関などの設備が一軒分で済むためコストが下げられるのもメリットです。
一方、生活スタイルが異なる場合だと生活音が気になりやすくなるデメリットがあります。食事の時間が異なる、家で仕事をしたいなど、生活リズムが異なる場合は動線や間取り、遮音などの工夫が必要です。
融合型二世帯住宅のメリット・デメリット
融合二世帯住宅は、完全同居型ともいわれ、生活空間をほぼすべて共有する二世帯住宅です。一番のメリットは、一般的な戸建てとほぼ同額の建築コストで抑えられることです。キッチン・お風呂などの設備や間取りは全て一つのため、分離型二世帯住宅のように複数そろえる必要がありません。
また、両世帯がリビング等の同じ空間で過ごす時間が長くなるため、光熱費の削減も期待できます。家族の交流がしやすく、共有スペースを広く使えるのもメリットと言えるでしょう。
しかし、プライバシーが守られにくいなどのデメリットがあります。生活リズムが異なる場合だと、生活音などが気になりストレスをためやすくなるかもしれません。
二世帯住宅の間取りで失敗しないためのポイント
新築の二世帯住宅で失敗しない間取りを作るポイントを紹介します。
家に住んでから後悔しても、修正できない場合があるためしっかりと考えておきましょう。
家族構成やライフスタイルに合った間取りにする
二世帯住宅の間取りを考える際には、家族構成やライフスタイルを考えてプランを決めるようにしましょう。特に、世帯によって活動する時間帯が違う場合は、小さな物音でもストレスになってしまうかもしれません。
上下階で世帯を分ける場合は、寝室の上に子ども部屋を作らない、水回りの設備は上下階で同じ位置にする、などがおすすめです。少しの工夫で、お風呂・洗面・トイレなど水回りを使用しても、階下への音の響きが気になりづらくなります。
将来の可能性も考えて間取りを検討する
二世帯住宅を新築で建てる際は、将来の可能性も考えて間取りを検討しましょう。二世帯住宅の完成度、親は高齢になり、子どもは成長するなど家族形態は大きく変化していきます。そのため、リフォームのしやすさなども考慮しておくと安心です。
小さい子どもがいる場合は、スムーズに子どもの世話ができるような間取りを考えるのも忘れないでおきましょう。段差を減らして、転倒などのトラブルを減らすよう配慮するのもおすすめです。
どちらの世帯もプライバシーをしっかり守りながら、共有スペースをバランス良く配置できる間取りにしていくのがいいでしょう。
会社選びの際には比較をしよう
二世帯住宅を建てよう、と決めた後はどの会社に依頼するかを考えましょう。二世帯住宅は比較的どの住宅会社でも取り扱っています。しかし、会社によって使用できる素材・デザイン、可能な間取りは異なる場合があります。
そのため、理想の二世帯住宅を建てられるのはどの会社なのか、いくつかの会社を比較した上で判断するようにしましょう。依頼先を絞るには、施工事例を見たり、完成見学会に参加したりなどの方法があります。
家を建てたあとで後悔しないためにも、3社以上は比較しておくのがおすすめです。
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項目 | 詳細 |
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会社名 | ジューテックホーム株式会社 |
住所 | 神奈川県横浜市都筑区新栄町4-1 |
創業年数 | 2010年4月 |
対応エリア | 関東エリア |
公式サイト | https://www.jutec-home.jp/ |
ここまで、新築で建てる際の二世帯住宅について紹介してきましたが、自分の理想の二世帯住宅を建てるのにおすすめの会社はジューテックホームです。
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まとめ
今回は、二世帯住宅のさまざまな間取りや施工事例、メリット・デメリットについて紹介しました。二世帯住宅は生活リズムの異なる2〜3世帯が一緒に住むことになるため、できるだけお互いが快適に過ごせるようにしたいものです。
ぜひ、この記事で紹介したポイントを踏まえてどのような間取りにするのか、考えてみてください。また、納得のいく二世帯住宅を実現するためには会社選びも重要です。少なくても3社以上を比較するようにし、自分たちが納得できる会社を決めるようにしてください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。